「変わっていく、当たり前。」
新しい発想と行動力に
ご期待下さい。
KEY PERSON
代表取締役社長小澤紀行
昭和36年に創業して早60有余年。フィルターエレメントの製販一体という自動車部品を取り扱う会社としてお客様に信頼され歩んで参りました。現在では、ユニオン産業のグループ会社となり、全ての部品を一貫生産できるマレーシア工場から部品供給が可能になり、価格優位性を発揮できている事。そして、大阪に拠点を置いていることで、特に西日本エリアのお客様に対して、納品までのリードタイムが短い事や小回りの利く対応も弊社の強みとなり、多くの取引先の皆様にご信頼を獲得できているのではないかと自負しております。
しかし、自動車産業は大きな変革期を迎えようとしています。カーボンニュートラルな社会への移行を2050年に目標としている現在、製品の需要の先細りという事態が予見されます。しかし、自動車以外の市場(例えば、農業用、建設機械用、産業機械用、機械設備用等)、旺盛な発展をみせる東南アジア等の貿易商圏といった、まだまだ弊社にとって未開拓で魅力的な市場が拡がっている事も確かです。
その為にも、価格、品質、それを支える営業力を向上させることが肝要だと思います。60年以上もお客様に愛されてきたマロミ産業には、「人をいつも大切にする。」という企業文化が根着いています。だからこそ、今こそ、新しい発想や行動力が、私達に求められていると思います。今までの当たり前はそのままに、そこに新しい魅力や価値を付け加えていく。お客様と一緒に未来を歩む為に、どうぞこれからもよろしくお願い致します。
「当たり前を真面目に。」
お客様のために
考動することをお約束します。
KEY PERSON
取締役大谷賢司
昭和58年、20歳の時に入社しました。マロミ産業のマロミという意味は、京言葉で「まろやかに皆仲良く。」という創業社長の想いが込められています。当時も今も社員同士が仲の良い風通しの良い会社だと思いますが、私が入社するきっかけは、折込チラシの社員アルバイト募集広告に『社長が発言できない会議あり』という不思議なコピーに惹かれたからです。入社して判明したのが、営業方針や製品開発、さらにはボーナスまで課長以上が会議で決めるというものでした。積極的に部下に任せるという姿勢を徹底的に社長が貫いており、おおらかな会社だなぁと思いましたが、その実みんなが信頼し合っている良い会社だと感心しました。
フィルターという製品は差別化が困難だからこそ、アピールの為には、パッケージデザインや使用前後のフィルターの汚染状態が一目で分かるツールの開発等、創意工夫が求められます。それらも社員間で協議し開発していくスタイルを今も続けている点も昔から変わらない弊社の良さだと思います。
しかし、これまでは、迅速で丁寧な営業を評価してくれた取引先も時代の変革と共に、弊社への要望も変わってきました。セルフガソリンスタンドへの転換やガソリンスタンドそのものの減少です。弊社の主戦場と言っていい市場が縮小化しています。また自家用も「所有からシェアへ」という意識も急速に高まっています。
弊社では、これからも全社員で協力し合い、取引先のニーズにお応えできる様に全力で取り組んでいきたいと思います。それが60年以上も前に創業社長が目指した全てのステークホルダーに捧げる「まろみ」の精神だと思います。
古き良き伝統と
新しいミッション。
踏襲し、牽引できる
自分でありたい。
KEY PERSON
営業部 部長中村篤司
27歳の時にマロミ産業に転職しました。大谷取締役が面接担当であり入社後は、営業について手取り足取り教えてくれました。異業種からの転職だったため、製品知識が全くありませんでしたが先輩方や良い取引先に恵まれて、すぐに順応できました。弊社の強みは、安定した品質と丁寧で誠意をもった営業です。これが多くの取引先と長年お付き合いしていただける理由だと思います。大きなトラブルに見舞われることもありましたが、社内が一致団結して、ミスを二度と起こさない態勢を整えたことにより、取引先から一層信頼を勝ち取ることができるようになりました。ユニオン産業のグループ会社になってからは、取り扱う製品群が増加したことにより建設機械用や農機具用等、新しい市場を開拓するチャンスが増えました。また今後はCO2削減で電気自動車が注目される中、一部では次世代燃料と内燃機関での脱炭素化の提案もありハイブリッド型エンジンの需要が進めば、自動車用フィルターの販売も継続し、増販に向けては新規取引先の開拓が重要な取り組みになります。
何か仕事人間の様な自己紹介となりましたが、実は、「定時出社と定時退社」、残業もほぼなく、有給休暇も取りやすい会社です。好きなオリックス・バファローズのナイター観戦や趣味のソフトボールを休日に楽しむこともできる。ワークライフバランスが良い所も弊社の自慢の一つです。
丁寧な仕事を
やり続ける事の大切さ。
KEY PERSON
営業部瀬戸口義章/入社16年目
製品が多品種なので、在庫管理と共に出荷段階の丁寧且つ迅速な梱包が非常に大切です。ミスはどうしても起こってしまいますが、最も気をつけているのがミスの連鎖です。仕事を作業と単純化するとどうしてもケアレスミスが多発します。これらの対策は、何も難しい事ではなく、在庫管理の徹底と整理整頓です。働く環境においても大量の出荷がある月初を除けば、定時出社や定時退社が当たり前で、有休消化も出来るため、非常に働き易い環境です。